児童発達支援管理責任者協会の目的
現在「児童発達支援管理責任者」として仕事をしている方は、日本全国で10,000人以上いらっしゃいます。
働いている施設は
・児童発達支援センター(医療型を含む)…全国で172か所
(H26年度調査・児童発達支援部会公益財団法人日本知的障害者福祉協会)
・児童発達支援事業…全国で3,942か所
(H27年度調査・厚生労働省)
・放課後等デイサービス事業所…全国で6,971か所(H27年度調査・厚生労働省)H29年には9,000か所以上になります。
・保育所等訪問支援…全国で714か所
(H27年度調査・厚生労働省)
・福祉型障害児入所施設
・医療型障害児入所施設
など様々です。
このように児童発達支援管理責任者としての仕事をされている方は、日本全国に1万人以上になります。
児童発達支援管理責任者として仕事をしている人はたくさんいますが、児童発達支援管理責任者同士の繋がりはどうでしょうか?
多くの事業所は、1つの事業所に1名の児童発達支援管理責任者の配置です。
そして、1つの事業として運営されていますので、情報交換等も行うことが難しい状況です。
また、仕事内容についても複雑なため、
・支援計画の作成方法がわからない。
・適切な支援方法がわからない。
・支援に必要な教材等の選び方、作り方がわからない。
・創作活動の題材選びが大変。
など、これはほんの一部ですが、多くの「児童発達支援管理責任者」の方はこのような悩みを抱えて仕事をしています。
「児童発達支援管理責任者協会」では、同じ地域の児童発達支援管理責任者同士の情報交換の場を設け、児童生徒の支援についての共通理解、連携等を行うだけでなく、研修講習会等を開き、学ぶ場を設け、児童発達支援管理責任者の仕事内容のサポートを行っていくことを目的としています。
情報交換の大切さ
「場所が変わってもできる」「誰が対応してもできる」など、場所や関わる人が異なっても「できる」ことを増やすには支援方法の「情報交換」「連携」等が必要になります。
例えば、Aの事業所での支援者の対応と、Bの事業所での支援者の対応が異なっていては、支援を受けている側は迷いが生じます。
そうならないよう、児童発達支援管理責任者が情報交換、連携をすることはとても大切なことなのです。
法人、会社等に属して仕事をしている関係上、情報交換できることは限られてしまいます。しかし、限られた中で情報交換を行い、支援の連携をしていくことは、お子様の個々の成長につながります。
児童発達支援管理責任者がつながり、支援をつなげ、お子様の個々の成長につなげていきましょう。